季節の黄昏 肌に感じ 両手で自分を抱きしめてみる 前にも知ってる こんな場面 心でふと さぐってる この渚 想い出の風が強すぎて 伝えたい気持ちがまだ負けてしまう 黙らないで 抱きしめないで 二度と恋をしたくはないのに さよならへと歩くロマンス くり返しそうな予感の中 動けない 夏という季節を ひとりよりも 誰かと過ごせば それでよかった 失くしたひとより やさしいひと あなたは ただ そこにいた 抱き寄せる あなたの匂いと あの夏に流行ったメロディ 甘くよぎるけれど ごめんなさい こんなわがまま 二度と恋はしないと誓った せめて今は 少しの間 瞳とじて冬より寒い秋の街 黙らないで 抱きしめないで 二度と恋をしたくはないのに さよならへと歩くロマンス くり返しそうな予感の中 動けない