刻んでく僕たちの針を戻せるのなら へたくそな"ラブレター"風にのせもう一度届けよう 変わり行く街並みを歩いては立ち止まり どれだけの時が過ぎ流れていったのだろう 前を向くことにただ必死で互いの歩幅も忘れて 進んだ先に残った足跡は僕ひとつだけ 手をのばしても届かなくて霞んでゆく ねえ? 抱き締めてくれた暖かい手は遠くへ 肩落とす僕にただ笑って寄り添って それだけで歩き続けられた 今さら気づいたんだ まぶたを閉じると思い出す一人悩んでる横顔 見つけてかける言葉は選べずに僕は逃げてた 声をかけても届かなくて霞んでゆく ねえ? 聞き慣れたはずの君の声どこ? 忘れたくない 聞かせて耳元で あの頃の僕は今より幼く "I want you to hear my voice." 答えられず 今なら隣で同じ目線で 逃げないから 手をのばしても届かなくて霞んでゆく ほどけた糸は空高く昇って消えてく 手をのばしても届かない霞む空へ Believe 忘れない君はこれからもずっと 心に生きるよ 誓うよ