他人を信用しないくせに 自分の勘だけは信じてるんだ 「恋人になれたら」から始まり 「あなたのあの子」に 気付いて終わった 世界一ムダな朝帰りをする うまく隠せてるつもりか 嘘の言い訳が長いんだよ いつもみたいに理屈で説き伏せて 無理だろうな ありえない期待をすることは 自分自身を傷つけることだった もう考えることはやめたのに 雫が落ちるのをやめてくれない どうかあなたが 幸せになりませんようにと 願う僕を許してね 人生で一番のヨロコビと 悲しみをくれたひと ありがと、さようなら あなたと出会ってからずっと 待つことばかり 駄犬でしょ あの子にはマメにやってたのかな 情けないな どんな声で名前を呼ぶのか 優しく抱いて 「お前だけ」とか言ってるのか どうでもいいんだよ何もかも 夢見てた頃に戻りたいだけさ 愛しそうに 髪を撫でるあなたが好きだった だれも報われないのに 突き放しても離れないのは ずるいだろう 卑怯だろう 弱虫はどっちだ 心染まって もう遅くて 愛だの恋だの 甚だしく へたくそに絡まった 時間だけが解けていく 考えることはやめたのに 雫が落ちるのをやめてくれない 僕は傷つけてもいいと 思われてたんだな あなたは僕を失う 残響すら聞こえないぐらいに 美しく消えてやる ありがと、さようなら