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Grace VanderWaal

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2016年6月7日、米NBCテレビの大人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント(第11シーズン)』の予選に出演、 弱冠12歳にして、オリジナル曲「I DON’T KNOW MY NAME」を自身のウクレレ伴奏で歌い、ゴールデンブザーを獲得する。 (ゴールデンブザー=審査員が1シーズンで1度きりしか使えないボタンで、一気に準々決勝への進出が決定する)。 ゴールデンブザーを押した審査員のホーウィー・マンデルは、グレースが演奏前に「奇跡はおきるもの」と言ったのになぞらえ「君こそが生ける美しき歩く奇跡だ!」と絶賛。また同じく審査員でワン・ダイレクションなどの大人気歌手の才能を見出してきた毒舌音楽プロデューサー、サイモン・コーウェルも「100%スター、彼女は特別だ」「君は未来のテイラー・スウィフトになる」と称えた。それはグレースの歌声だけでなく、“強い心“や“自分の意見を持っていること”といった堂々としたステージングも含め、そう称したという。 ※感動のアメリカズ・ゴット・タレント初登場時の映像 https://www.youtube.com/watch?v=eNxO9MpQ2vA この模様は瞬く間に全世界中で大きな話題を呼び、動画サイトで記録的な再生回数(5,630万回、2017年4月13日現在)を記録。2016年度のYouTube Rewind(再生数、シェア数、コメント数など様々な要素から、YouTubeが全世界から選定した2016年の動画トレンドランキング https://www.youtube.com/playlist?list=PLSTz8jpJdr5qbDTyWb1bTQOe9B9sL7trD )で第5位となった。このOA後、番組で披露された「I DON’T KNOW MY NAME」を始めとした彼女の曲は、世界中のファンにカバーされ、こちらも動画サイトに公開されて人気を呼んでいる。同年8月23日の準々決勝では、「BEAUTIFUL THING」と題した、自身の姉についての歌を歌う。続く8月30日の準決勝では「LIGHT THE SKY」、9月13日の決勝で「CLAY」を披露し、全て審査員の絶賛を受け、視聴者の投票により見事優勝を飾った。なお披露した曲は全て彼女の手によるオリジナル・ソングだ。 2004年1月15日生まれ、ニューヨーク州サファーン出身。3歳のころから、自分で歌を作って歌っていた。11歳の誕生日に父からウクレレをプレゼントされ、ウクレレ演奏を始める。ウクレレはYoutubeを見て学んだ。本格的に作詞作曲を始めたのは、この2、3ヶ月後という。自宅から30分程離れたコーヒーショップ等で歌っていたことはあったが、アメリカズ・ゴット・タレントに出演するまで、学校のほとんどの友達はグレースが歌うことを知らなかった アメリカズ・ゴッド・タレント優勝後は、The Ellen Showなど大型TV番組に出演。トークなどでその愛くるしいキャラクターを垣間見せ、お茶の間の人気もさらに上昇 EPには番組で披露された曲全てを収録。また全楽曲本人の手によるオリジナル・ソング。自身の悩み、葛藤そして夢を反映した歌詞、優しくも激しさを伴うウクレレプレイ、時折、かすれるように裏返る特徴的な歌い方も、高音になったときの伸びやかな歌声も、全てが彼女の魅力だ。 本国では全米ビルボード・アルバムチャートにて初登場9位を獲得。若干12歳以下のポップ・アーティストのデビューアルバムがアルバムチャートTOP10入りするのは、マイケル・ジャクソン11歳時、ジャクソン5の1stアルバム『帰ってほしいの(1970年全米5位)』以来、46年ぶりの快挙となった(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル調べ)。 また米国iTunes POPチャートではビヨンセ、アデル、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、プリンスを抑え、堂々の1位を飾っている。 グーグルによる2016年に全世界で最も検索されたアーティストのランキングの7位にランクイン。ビヨンセ、コールドプレイなど多くのビッグアーティストがランクインするなか、堂々と名前を連ねた。
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