ロンドン出身。ジャマイカ移民の両親の影響もあり、レゲエ、スカ、ロックステディなどはもちろん、ジャズやゴスペル、クラシックまで幅広い音楽に親しむ子供時代を過ごす。19才の時に、知り合ったプロデューサーのもとで自作デビュー曲「アイム・ソーリー」を発表。これがラジオ・ヒットし、81年にデビュー・アルバム『ホウプレスリー・イン・ラヴ』をリリース、ラヴァーズ・ロックの代表作として後々まで語られることになる。
“ラヴァーズ・ロックの女王”として活躍する一方、アスワド、マキシ・プリーストなどのレゲエ・アーティストはもちろん、スティーヴィー・ワンダー、シャーデー、UB40、ペット・ショップ・ボーイズ等々、様々なトップ・アーティストとのセッション・ワークもこなしていく。さらには、GOTAや彼のプロジェクト、パシフィスツへの参加やコートニー・パインのアルバムへの客演など、ジャンルの垣根を越えたヴォーカリストとしてキャリアを積み重ねていく。
ソロ活動では、92年マッド・プロフェッサーのアリワ・レーベルから『ジ・アザーサイド・オブ・ラヴ』を発表。94年東芝EMI/eauレーベルからアルバム『フリー』をリリース、デニース・ウィリアムスのヒット曲「フリー」のカヴァーがFMを中心に大ヒットし、日本における彼女の認知度を一気に高めた。95年『フル・サークル』、96年『ソングバード』とコンスタントにアルバムを発表し、99年ビクター移籍第1弾となる『フライング』を発表。
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