1972年12月10日、カリフォルニア州ダウニー市で生まれたドノヴァンは、現在、カリフォルニア州、ラグナ・ビーチで彼の愛するもの全て-妻、息子、ギター、そして海、に囲まれた生活をしています。
子供の頃から海辺で育ったドノヴァンは、自然とサーフィンを始めます。海に入れるチャンスがある時は逃さず海で遊び、13歳にしてサーフィン・メーカーの 大手、BILLABONGとスポンサー契約を結ぶ。しかも通常のプロのように大会に出場してメーカーの名をアピールする、所謂「プロ・サーファー」として ではなく、全てのサーファーの夢とも言える、「フリー・サーファー」、すなわち大会などには一切出場せずに、ただ波に乗るだけでお金をもらえる、を実践し ていた超ラッキーな男。今でもチャンスさえあれば世界中でチューブ・ライドを楽しむドノヴァンであるが、いつの日からか彼のフォーカスは音楽へと向けられ 始めました。
ジミヘン、スティーヴィー・レイヴォンやボブ・マーリーを愛聴していたドノヴァンは、15歳の頃ブルースに影響を受け最初のギターを手にし、18歳で高校 の仲間とバンド、ビーナッツ・バター・アンド・ジャム、を結成。音楽に真剣に取り組み始めた時期でした。兼ねてから音楽が大好きではあったドノヴァンです が、自らの声やスタイル、音楽に対する自信と才能に気付いたのは、それほど前の話ではない。
"シンプル"を全てに追求する彼のスタイル。「自分を感動させるものは全て音楽に反映させるようにしている。特にサーフィンからのインスピレーションはオ レの音楽にとって計り知れないものがあるんだ」とドノヴァンは言います。2003年、世界的に大ブレイクしたジャック・ジョンソンが立ち上げたレーベル、 ブラッシュファイアー・レコーズと契約を結んだドノヴァンのメジャー・デビュー・アルバム『ドノヴァン・フランケンレイター』は、ジャック・ジョンソンと マリオ・カルイト・ジュニア(ビースティ・ボーイズやジャック・ジョンソンのプロデューサー)をプロデューサーに向かえ、ハワイのマンゴ・ツリー・スタジ オでレコーディングされました。ファースト・シングル、「フリー」は全国のラジオ、音楽チャンネルでブレイク!瞬く間に、シーンを代表する存在となりまし た。2005年9月1日(木)、2日(金)リキッドルームを皮切りに行われた昨年の来日ツアーはソールド・アウト続出でした。
2006年にはレーベルをロスト・ハイウェイに移し、セカンド・アルバム『ムーヴ・バイ・ユアセルフ』を発表。アコースティック・サウンドのみならずファ ンキーなギター・サウンドの新境地を開拓してファンを喜ばせました。同年7月にはフジロックに出演を果たしました。このフジロック後に、湘南鎌倉でもビー チ・ライヴを行い多くのファンやサーファーを驚かせました。
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