インナー・サークルの歴史は70年代半ばまでさかのぼり、ロジャーとイアンのルイス兄弟がジャマイカはキングストンでバンドを結成した事に始まる。その後キーボードのバーナード"トゥーター""ハーベイと、伝説的なヴォーカル、ジェイコブ"キラー""ミラーが参加する事によりインナー・サークルとしての活動が本格化する。その後、不幸な交通事故によりヴォーカルのジェイコブが他界し、バンドとしての活動が一時停止する。 傷心しきっていた彼等を、また音楽の場に引き戻したのは、二代目ヴォーカル、カールトン・コフィーだった。彼の独特なヴォーカルは、その後インナー・サークルを一躍スターダムへと導くのである。「バッド・ボーイズ」はヨーロッパほとんどの国で1位を獲得し、アメリカでも人気テレビ番組「911」のテーマ曲に使用された事を皮切りに大ブレイクする。 彼等の勢いは止まる事を知らず、ここ日本では「バッド・ボーイズ」はもちろんの事、「ゲームス」、「スウェット」などの名曲を立て続けにブレイクさせた。
そして2009年、5年ぶりのニュー・アルバム『ステイト・オブ・ダ・ワールド』のリリースが決定。
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