プレフューズ73の正統後継とも称されるデトロイトの鬼才、タッド・マリニックスによる新たなるエクスペリメンタル・ビーツ・プロジェクト。
数々の名義を使い分ける天才肌のプロデューサーである彼は、これまでに地元のエレクトロニカ/音響系インディーレーベルでもあった<Ghostly International>からHIP HOPプロジェクトであるダブリー名義で作品を発表しており、マシュー・ディアー等と共に初期からレーベルを支えているアーティストのひとりである。
2001年にリリースしたデビュー作『ワン/スリー』はエレクトロニカ~ブレイクビーツ・シーンの金字塔的作品となり瞬く間に人気アーティストとなり、翌2002年に『インストゥルメンタル』をプレフューズ73ことスコット・ヘレン主宰レーベル<Eastern Development>から発表。
2006年、エレクトロニックとヒップホップを融合させた2作目『トゥー/スリー』を発表。
それから12年の時を経た2018年、最終章となる『スリー/スリー』をもって三部作を完結させた。
同18年、新プロジェクトであるエックス・アルテラ名義でセルフタイトル・アルバムをリリース。
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