🎸FOMARE
2回目のJAPAN JAMで2年連続のトップバッター。でも去年と違うのは観客の声が戻ってきたこと。『ライブハウスが戻ってきたり、人との距離感が戻ってきたり。そんな1年の中での成長をFOMAREなりに伝えられたらと思います。』
その成長を曲からも盛り上がりからも一際感じた「愛する人」。もう彼らの代表曲と言っていいだろう。
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🎸ハンブレッダーズ
『ロックバンドといえばエレカシやサンボマスター。エレカシは高校の頃ずっと聴いてた。そこに並べて嬉しいとかそんな話じゃなくて。みんながロックバンドと言ったらハンブレッダーズを思い浮かべるような、そんなバンドにならなきゃと思ってる。』そんな胸にくる熱いMCのあと披露された「BGMになるなよ」。"世界にとって都合のいいBGMになるなよ" のフレーズが何度聴いてもたまらない。
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🎸エレファントカシマシ
『エブリバディ!かっこいいぜ!全然見えないけど笑』とテレビで観るあの感じな宮本浩次の登場に若い観客も釘付け。フェス向けとは言えないセトリだったかもしれないが最後には誰もが知る「俺たちの明日」が披露され感動したのだが、初めてライブで聴けた「RAINBOW」のロックの衝動的なカッコ良さが頭から離れない。
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🎤︎︎Creepy Nuts
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🎸ハルカミライ
いつも通りでっかい旗を持って橋本学が登場するとノンストップで曲をやりまくる彼らにしかできないロック劇場が開演。15曲やり終えて須藤俊が『セトリはこまで!あと何分?』と確認しながら、披露されたのはなんと「それゆけステアーズ」。春フェスで、かつ予期せぬタイミングでこの曲が聴けたのが本当嬉しかった。なお、彼らがこの日演奏したのは全19曲。フェスの数じゃない。
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🎸ゲスの極み乙女
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🎸sumika
あの衝撃のニュースがあって彼らのライブを観ることに正直不安や怖さのある人もいたであろう。でも観客のそんな想いをかき消すように『ただいま戻りました!sumikaはじめます!』と宣言していつも通りに、黒田の弾いた音源も鳴らしながら笑顔で演奏していく。
『最近すごく悲しいことがあって。何にもできないなって時間が長く続いていたんですが。音楽が好きで、バンドが好きで、sumikaが好きってことは何にも変わりませんでした。』本当に帰ってきてくれてありがとう。そんな想いに包まれる中、この日最後の「Shake & Shake」ではVo.片岡がKey.小川を後ろから抱きしめ全力ではしゃぐ姿も。「ファンファーレ」の歌詞の通り、夜を越えて闇を抜けて迎えにきてくれたsumikaをこの日観られて本当によかった。
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🎸サンボマスター
『コロナもあってよ。戦争もあってよ。でもおめえ忘れてること教えてやるよ!おめえがくそだったことなんて1回もないんだって!だからこれだけ言わせてくれ、生きていてくれてありがとう。』山口隆のMCにはいつも涙腺をやられる。このMCを象徴するような「花束」はこの日も格別。なお、最後にはBiSHが登場しスペシャルコラボも披露。
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🎸SUPER BEAVER
ぶーやんのいつもの口上のあと1曲目はフェスでは珍しい「うるさい」。声が出せるフェスであること、そして『あなたをライブハウスに連れて帰るために来ました!』という宣言もあり、いつも以上に攻めの姿勢が詰まったアクトに。声出しがあるビーバーのライブの一体感に圧倒され、いつの間にかすっかり陽の沈んだステージで鳴らされた「東京流星群」はどこまでも熱くドラマチックだった。
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🎤BiSH
この日の大トリは6月に解散を控えるBiSH。ロックフェスということで「GiANT KiLLERS」「PAiNT it BLACK」など彼女たちのロック・パンクな面が色濃く出たセトリに。『BiSHとしてはもうここで初めましてとは言えないのですが、ラストスパートのこの時にここで出会えたこと。皆さんの記憶に刻み込めたら嬉しいです。』チッチがそう話す。フェスでBiSHを観るのはこれが最後になるかもしれない。そんな日に聴いた吉井和哉節炸裂の「Bye-Bye Show」は全ロックファンの胸に刺さったはずた。
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