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説明文

遠い遠い昔の話。祖国を追われ離散したユダヤの民の一部がこの国に辿り着いた時。そこで彼らが見たものこそ一つの桃源郷の世界ではなかったのか。彼らは彼らが携えた文化の何物かをこの国にもたらしやがてこの国に同化していった。彼らを受け入れてくれたその桃源郷でともに暮らす日本人のひとりとなって。彼らもまた僕らの遠い祖先の一つであるには違いない。 勤勉と礼儀正しさ。庶民にいたるまで倫理観の行き届いた社会。身なりは貧しくとも幸せそうな子供たち。かつての日本を訪れた西洋人たち─優越意識に凝り固まった西洋人たちが密かに感嘆するほどの社会を僕らはすでに築きあげていた。彼らの中の識者の一人はこれを日本文明と呼んだ。僕らはこの地で何万年という時間をかけて一つの文明を築いてきたのだ。現代に生きる僕らはそんな当たり前の日本人としての誇りを失っているのではないか。 相互不信─今そんな社会の病に僕らの日本は犯されようとしている。いつからこんなことになってしまったのか。振り返れば日本が僕らにとって桃源郷であった時代はそれほど昔のことではない。僕らはその時代を確かに経験している。 この深刻な病の進行が顕著になったのはコロナ禍と呼ばれるある種の‘呪術’がこの社会に蔓延ってからだ。誰もが突然身近に迫る死の恐怖に怯え一斉に我が命を惜しみ始め自らを(心まで)隔離するまでに到った。恐怖とともに心まで遮断してしまったんだよ。すべてはマスコミが繰り返す情報詐術によって社会全体が誘導された結果だ。この事実はもはや疑いようがない。僕らはまずこの社会にかけられた呪い─僕らの心を支配してきた呪いから自らを解放することから始めなければならない。 テレビのコメンテーターに自らの思考を委ねていては駄目だ。自分の頭で考えることで初めて世の中がおかしなことばかりだという事実に気づくことが出来る。今この社会の骨格を成すすべてのものが亡国の仕組みで出来上がっているという事実に気づくことが出来る。気づけば誰もがこの仕組みを今すぐ変えなければならないと思うだろう。 僕らはかつて存在していたはずの桃源郷をこの地に再び甦らせなければならない。そのためには教科書を棄てて真実の歴史を探求しなければならない。まやかしのグローバルスタンダードをひとまず横に置き僕ら自身のジャパンスタンダードをもう一度確立しなければならない。 日本を取り戻す─このことがとりもなおさず世界にも必ずや大きな影響を与えるだろう。世界はむしろそれを待っているのではないか。 今この不安に充ちた時代にあって僕らに必要なのは日本人としての自信と覚悟だ。何故なら桃源郷は何処か遠い処にあるわけではなくかつては此処に…いやいつだって此処にあるのだから。 ─僕らが住むこの日本の地に。 ─僕らの身体に流れるこの血の中に。
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