クラッシック音楽には馴染みのない方も、なんとなく聞いたことがあるクラッシック音楽のプレイリストを作っていこうと思います。
今回は比較的落ち着きのある、聴いて癒されるピアノ曲の作品を集めました。
#1 フレデリック・ショパン作曲 ノクターン第2番変ホ長調 作品9-2
ショパンが作曲した全21曲の夜想曲(ノクターン)の中で、おそらく最もよく知られている曲。TVドラマや浅田真央さんのフィギアスケート演技でも使用された。
#2 ロベルト・シューマン作曲 「子供の情景」作品15 第7曲「トロイメライ」
シューマンが妻クララに宛てた手紙の「あなたは時々子供に思えます」というフレーズの余韻から作曲した12曲からなる曲集「子供の情景」の1つ。その中でも特に有名な曲。「トロイメライ」とはドイツ語で「夢」で、曲名通りゆったりした夢見心地のする曲調。
#3 クロード・ドビュッシー作曲 ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」
フランスの作曲家ドビュッシーがベルレーヌの詩集やフォーレの歌曲に影響されて作曲した曲と言われている。ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で,優しく切ない曲想で有名。
#4 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章変イ長調
ベートーヴェンは番号付きのピアノソナタを全部で32曲作曲しているが、その中でも「悲愴」は第14番「月光」、第23番「熱情」とともに3大ピアノソナタと呼ばれている。この第2楽章はその美しい旋律から特に人気がある。ビリージョエルの「This Night」等、多くの音楽作品にもそのフレーズが使用されている。
#5 フレデリック・ショパン作曲 24の前奏曲第7番 イ長調 作品28-7 アンダンティーノ
「ありがとう、いい薬です」でおなじみの太田胃散CMのBGM曲。「胃腸薬」の語感より「イ長調」の候補曲の中から選定されたとのこと。
#6 メンデルスゾーン作曲 無言歌集 作品62ー6 「春の歌」
無言歌集は第1~8巻、各6曲の全48曲からなる。この「春の歌」は第5巻(作品62)の6曲目で、無言歌集の中で最も有名な曲。楽譜の冒頭に「春の歌のように」との発想標語があることから名づけられた。
#7 ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲 カンタータ第147番「心と口と行いと命」より「主よ人の望みの喜びよ」
バッハが教会の音楽監督に就任した時に、讃美歌「イエス、わが魂の喜び」の詩節をもとに作曲した。イエスキリストの誕生や救いの恵みをたたえる内容。穏やかで美しい旋律から、結婚式やクリスマス、その他TVドラマ、CMなどで演奏されることが多い。
#8 フレデリック・ショパン作曲 練習曲作品10第3番ホ長調「別れの曲」
日本では曲名通り、映画やドラマでの別れのシーンで使用されることが多い。歌手の平原綾香さんが歌詞付の楽曲を歌っている。ショパン本人が「一生のうちに二度とこんな美しい旋律を見つけることはできないだろう」と語ったと言われる旋律の美しい曲。
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