「80年代のアイコン」シリーズ第1弾は《ブラッド・パック》《YAスター》等と呼ばれた80年代の20代の若手スターたちの特集。
ちょうどMTV世代の監督も出現し、若き青春の彷徨を質の高い内容で表現した作品群。
①②『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(86年)……金持ちの御曹司( アンドリュー・マッカーシー)と、父子家庭の女子( モーリー・リングウォルド)の身分違いの恋を、ちょっとほろ苦く 爽やかに描く青春映画。
モーリー・リングウォルドは、《リングレッツ》と呼ばれるファンを獲得( 日本で言えば、アムラーみたいなもん )。
監督はハワード・ドゥイッチ(『恋しくて』...後、リー・トンプソンの旦那 )
モーリーの友達役の、喪男のダッキー( ジョンクライヤー )が儲け役!
③⑥『すてきな片想い』(84年)……青春映画の巨匠ジョン・ヒューズ初監督作品。
主演モーリー・リングウォルド、アンソニー・マイケル・ホール。
16歳の誕生日を迎える高校生の青春コメディ。
今回の喪男は、アンソニー!
④『ブレックファスト・クラブ』(85年)……青春の巨匠ジョン・ヒューズ監督作品。
主演は、エミリオ・エステベス、アンソニー・マイケル・ホール、アリー・シーディ、そして撮影中 犬猿の仲だったモーリー・リングウォルドとジャド・ネルソン。
接点のない5人の違ったタイプの高校生が、土曜日の《懲罰登校》で、互いを理解し合っていく……
《The ブラッド・パック》な映画で、ポスターデザインは『悪魔のいけにえ2』にパロディにされ、日本でもまんま影響を受けた『卒業プルーフ』(87年)という映画が作られている。
⑤『セント・エルモス・ファイアー』(85年)……《ブラッド・パック》映画の頂点!
日本でも『愛という名のもとに』として、その世界観を模倣した。
キャストは…
ロブ・ロウ(『愛という名のもとに』で言えば江口洋介)、エミリオ・エステベス、アンドリュー・マッカーシー、デミ・ムーア、ジャド・ネルソン、アリー・シーディ、メア・ウィニンガム。
暗い海を航海している時に、海上の電気的な現象を《セントエルモの火》と例え、困難な状況でも前に進んだ船乗りの様に、僕らも苦しくとも乗り越えて行かなくてはならない……今が正念場なんだ。
⑦『恋のスクランブル』(83年)……監督ルイス・ジョン・カリーノ。主演は、アンドリュー・マッカーシー、ロブ・ロウ、ジャクリーン・ビセット。
惚れた女性は友達のオカン!っていう青春悶々ムービー!
ペタジーニか 😁
⑧『きのうの夜は...』(86年)……監督エドワーズ・ズウィック(『グローリー』)。主演はロブ・ロウとデミ・ムーア。
ワンナイトラブのつもりが……。遊びから、真剣な恋へ……
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