平井和正の『超革命的中学生集団』(1970年)は昔 読んで面白かった。
ヨコジュン(2019年にお亡くなりになったSF作家 横田順彌 氏がモデル )が、女の子になっちゃうんですよ。
この小説、ライトノベル 第1号な位置づけなんだって😄
角川文庫版の、生頼範義の表紙絵が カッコイイ!
そんな《はちゃはちゃ》に想いを込めてお送りする……
クロスオーバー…イレブン……
①『ヨコモ』(71年)by ヤマスキ・シンガーズ……アルバム『素晴らしきYAMASUKIの世界』より
シンガー/プロデューサーとしてフランスで活動していた
ダニエル・ヴァンガード
(ダフト・パンクのメンバーであるトーマ・バンガルテルの父)
が、シンガー・ソングライター/プロデューサーのジャン・クルジェールと70年代初頭に結成したユニット
ヤマスキ・シンガーズの71年作『Le Monde Fabuleux Des Yamasuki』。
このアルバムは、ジャケットのデザインからもわかる通り〈日本〉がテーマになっており、
日本というかアジア的なエッセンスを散りばめた
ロック/ファンク調のサウンド、
日本語らしき歌詞で歌う子供たちの合唱をメインにした《不思議テイスト》なアルバムです。
彼らの曲は
バナナラマがリメイクしたり、
エリカ・バドゥらのナンバーでサンプリングされたり、
プレフューズ73がリミックスしたりと、収録曲は各方面で使われています。
NHKテレビ お昼の『梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! 』のテーマ曲ですね。
②『フロム・ラッシュホルム・ウィズ・ラヴ 』(99年)by ミント・ロワイヤル……アルバム『オン・ザ・ロープス』より
イギリス マンチェスターで 1997年に結成された ミント・ロワイヤル。
この曲は、『親指タイタニック』『親指ウォーズ』(共に1999年作)の監督のスティーヴ・オーデカークの
『クン・パオ!燃えよ鉄拳』(02年)のテーマソングみたいな感じで使ってましたね。
1976年の香港映画『ドラゴン修行房』の
主人公 ジミー・ウォングの顔をCGで自分( スティーヴ・オーデカーク )の顔と入れ変え、
また、スティーヴ・オーデカーク自身が、全てのセリフを吹き替えました。
悪ふざけ映画ですが、面白いですよ。
「ヤヤイー!」
③『ザ・フライ』(86年)by ワールドクラス・レッキン・クルー
『とんねるずのみなさんのおかげです』にて、石橋貴明扮する《ストロベリー》が踊る時にかかる曲として有名ですね。
The World Class Wreckin' Cru(ザ・ワールド・クラス・レッキン・クルー)は、
N.W.A.(エヌ・ダブリュー・エー)結成前にDr,Dre(ドクター・ドレー)が所属していたグループで、
Lonzo(ロンゾ)、Cli-N-Tel(クラインテル)、後にN.W.A.(エヌ・ダブリュー・エー)のメンバーになるDJ Yella(イェラ)との4人組です。
「Surgery」、「Juice」等をへて、1985年にファーストアルバムをリリースしました。
その後、金銭トラブルから1987年にDr,Dre(ドクター・ドレー)と、DJ Yella(イェラ)が脱退、
1990年頃にはグループも解散しました。
④『ジェームス・ブラウン・イズ・デッド』(91年)by L.A.スタイル
L.A.スタイル( エル・エー スタイル )は、
ラジオ局パーソナリティの
ウェッセル・ヴァン・ディーペン によって結成・プロデュースされた
オランダのエレクトロニック・ダンス・ミュージックデュオです。
1991年にリリースされた、この『ジェームス・ブラウン・イズ・デッド』によって、
ビルボードの en:Hot 100 Airplayチャート へ入り、
日本でも《ジュリアナ東京》の象徴的な曲として人気に。
また、プロレス的には《UWFインターナショナル》の安生洋二のテーマ曲としても知られています。
1995年10月9日 東京ドーム 対 長州力 戦で、この曲で入場してきた安生洋二 のなんとも言えない《ヒール》感が、印象に残ってます。
当時、まだ生きていたジェームス・ブラウンを勝手に《デッド》するなんて、怖いもの知らずですよね。
⑤『グリーン・オニオン』(62年)by ブッカー・T&ザ・MG's……アルバム『グリーン・オニオンズ』より
1962年5月、スタックス・レコードの傘下のヴォルトから「Behave Yourself」のB面として発表されました。
同年9月、A面とB面を入れ替えてスタックスから再発。
同年9月29日付のビルボード・Hot 100で3位を記録しました。
ビルボードのHot R&B Singlesチャートで1位、
キャッシュボックスで3位を記録しゴールドディスクに輝き、同年10月発売のアルバム『Green Onions』に収録されました。
『アメリカン・グラフィティ』(1973年)や『さらば青春の光』(1979年)の挿入曲として耳馴染みある人がいるかもね。
⑥『リノベーション』(09年)by DAISHI DANCE feat.吉田兄弟……アルバム『スペクタクル』より
ダイス・ダンス 3枚目のオリジナル・アルバム『スペクタクル』
DJで全国を回りながら、作ったアルバムなので《旅》がテーマ。
津軽三味線の吉田兄弟と『ルビーの指輪』(81年)の作者 井上鑑 が参加ってのが渋い……
三味線、カッコイイね!
⑦『Axle』(19年)by 輝&輝(KIKI)……アルバム『LOOP LOOP LOOP』より
輝&輝 によると、
「アクセル、とは音楽用語でのaccel(accelerando)=次第に早くや、
車のアクセルなどがありますがAxelと表記するのはフィギュアスケートのアクセルジャンプのことです。
アクセルジャンプの特徴は前向きに踏み切ること。
踏み切る瞬間の「行くぞ!」という表情にいつもゾクッとしてしまいます。
一か八か、という気持ちで見てしまうけれどその裏には努力からくるしっかりとした自信があって。
私たちも勢いだけではなく、自信をもって今よりも高いところに飛びだしたい、
そんな気持ちで演奏しています。」
との事です。
⑧『 ファラフェル・パート1 』(12年)by スカジ……アルバム『マイ・ウェイ』より
ロバート秋山の《体モノマネ》のテーマ曲。
1分20秒辺りから、《ロバート秋山》感が出てきます。
スカジは、サイケデリック・トランス・シーンのトップ・アーティスト。
6年振りとなるサード・アルバムより。
秋山もよく見つけてきますよね。
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