逢魔が刻─鬼が出るか蛇が出るか。ｲﾅｲｲﾅｲBAR

蛇の道は蛇─蛇の道に従い続ければその人自身もいつしか蛇になる。(※敢えて本来の意味を違えた個人的解釈です) この国でなにがしかの権力を持つ者たちは誰もが皆等し並み政治家も官僚も経団連も医師会に連なる連中もマスメディアに従事する者たちも悉くすでに｢蛇｣のようなもの。 知ってか知らずか彼らはグローバリズムという時代の悪しき流れ(─日本とその国民にとっての)に抵抗することなく素直に(或いは無批判無分別に)従うことによってその見返りとして大きな利益を得る者たちです。そして一定の権力を手にしながらこの国や社会のこと国民の生活などは一向に省みない。みんな揃いも揃ってひたすらそんな｢蛇の道｣を行く者たちに他なりません。 政府の政策により今や外資への日本売りは加速している。どう好意的に考えてみたところで彼らの政策は日本の弱体化を進める以外のものではないしこれまで蓄えられてきた日本の富はどんどん海外に流出していく仕組みが作られている。そして国民はどんなに真面目に働いても働いても生活はどんどん苦しくなるばかり。 政府が国民の資産増のために預貯金を投資にまわすよう鳴り物入りで推進した新NISAも結局はつい先日大損を招く結果に。当然と云えば当然。元々が海外の投資企業最大手のブラックロックなどが日本の個人資産を一気に吸い上げるために推進された制度なのだから。莫大な資金力にモノをいわせて一気に株の空売りをして一気に買い戻す。純粋な投資ではなくこのような組織的な｢投機｣によって常に莫大な利益を上げるのが彼らの常套手段。政府に乗せられた数多くの新規個人投資家はまんまと詐欺にかけられたようなものです。ワクチンやマイナンバーカードに限らず政府が進めるあらゆるものには必ず裏がある。絶対に手を出してはいけない。それによって必ずや不利益を被るのはいつだって国民。疑うことを知らない無知な国民なのです。 このような政府が推進し続ける結果的に国民に大きな不利益をもたらす日本売り日本弱体化の政策も実際は本来あるべき国家観に基づいて彼ら自身が考えて実施されているものではありません。云うまでもなくそれは海外の勢力─端的に云えばアメリカ(駐日大使や日本に駐留し続ける米軍)が日本に押しつける要求。その要求に対し日本政府は己が国民のために抵抗するでもなく断固異を唱えるでもなく常に唯々諾々と従うことを基本としそれを実行しているに過ぎないのです。そうすることによって彼らは自分の地位や利益そして命が保証される仕組みなのです。安倍元首相亡き後少しでも抵抗しようという意志─要求に抗って国民にとっての利益(命や健康や安全を含む)を断固守ろうという意志はもはや綺麗に掻き消されてしまった。それが現実なのです。 他所の国に導かれるままの｢蛇の道｣を淡々と進み続ける彼らはすでに良心の呵責もなく物事の善悪さえわきまえることも出来なくなった哀れで邪な｢蛇｣と化した者たち。もはやそう断言してもそれは云い過ぎと非難されることもないでしょう。 故に自民党総裁が今後誰になろうとも自民党という組織自体が｢蛇の道｣から｢正道｣へと大きく舵を切る覚悟を持たない限り結局何も変わることはないでしょう。殺されても構わないという決死の覚悟を持たない限り。 もしもそのような人物が現れたら国民は必ずや一致団結して共に同じ目標に向かって前進することに一切の努力を惜しまないだろうと。そういう国民性がかつての日本人にはありそして今も尚あるのだと。僕は確信しているのです。