AWA
このページをシェア

説明文

クラッシック音楽に馴染みのない方も、なんとなく聞いたことがある作品のプレイリストです。最近、パリ五輪やパラリンピックで何かとフランスが話題になったので、今回は少し趣向を変え、フランス出身の作曲家の癒し系作品を集めてみました。作曲家はロマン派からサンサーンス、グノー、、マスネ、フォーレ、印象派のドビュッシー、ラヴェル、新古典主義のサティをピックアップしています。8曲に絞り切れず、11曲のリストにさせていただきました。どの曲も耳に優しく、朝やおやすみ前などにマッチするかと思います。 #1 エリック・サティ作曲 ジムノペディ第1番 「ジムノペディ」は古代ギリシアの神々を称える祭典「ギュムノパイディア」に曲想を得て付けられた名称。第1番から第3番までの3曲で構成される。この曲にはヒーリング効果があるとされ、病院の血圧測定中のBGMや、精神科の音楽療法の一環として使用されることもある。 #2 クロード・ドビュッシー作曲 月の光 ドビュッシーがベルレーヌの詩集やフォーレの歌曲に影響されて作曲したと言われている「ベルガマスク組曲」の3番目の曲。ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想で有名。 #3 ジュール・マスネ作曲 タイスの瞑想曲 もともとは「タイス」というオペラ(歌劇)の第1幕と2幕の間で演奏される間奏曲だが、その美しい旋律から独立して演奏されることが多くなった曲。チェロやフルートなどの編曲が多くされている。「タイス」を作曲家の名前と勘違いされることが多いので注意。 #4 ジョルジュ・ビゼー作曲 「アルルの女」より メヌエット ドーデ作の短編小説「アルルの女」上演のためにビゼーが作曲した2つの組曲のうち、第2組曲の第3曲。「アルルの女」といえばこの曲と連想されるほど有名な曲。ハープやピアノの伴奏にフルートの美しい旋律が奏でられる。 #5 クロード・ドビュッシー作曲 亜麻色の髪の乙女 ピアノのための前奏曲集(第1巻、第2巻各12曲)の第1巻第8曲。優しい旋律による叙情美あふれる曲で日本でも人気が高い。ヴァイオリン、フルート、ハープなどの様々な編曲が存在し、それらも親しまれている。 #6 シャルル・グノー(J.S.バッハ) 作曲 アヴェ・マリア J.S.バッハ作曲の「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の第1曲「前奏曲」を伴奏として、主旋律をグノーが作曲した讃美歌。現代ではその美しい主旋律がメインに認識されているため単に「グノーのアヴェ・マリア」と呼ばれる。シューベルト、カッチーニ作曲の同名作品と並び「3大アヴェ・マリア」として親しまれている。 #7 ガブリエル・フォーレ作曲 夢のあとに 歌曲集「3つのメロディ」作品7の第1曲。もともとはトスカーナ地方に伝わる作者不明のイタリア語の詩を、フランスの詩人ロマン・ビュシーヌが翻訳し、その詩にフォーレが曲を付けた。夢で出会った美しい女性と過ごす幻想的な時間を、夢から覚めた男性が返して欲しいと寂しく叫ぶ姿を描いていて、もの悲しい旋律が特徴の曲。 #8 カミーユ・サン=サーンス作曲 白鳥 この曲はもともと「動物の謝肉祭」という14曲からなる組曲の13番目の曲。全14曲中最も有名な曲で、チェロ独奏曲として特に有名。優雅な白鳥の姿を表現した曲だけあり、フィギュアスケート選手の演技曲として使用されることが多い。過去に羽生結弦やプルシェンコ選手達が使用していた。 #9 クロード・ドビュッシー作曲 アラベスク第1番ホ長調 初期のピアノ作品「2つのアラベスク」の1曲。ドビュッシーの作品で「亜麻色の髪の乙女」「月の光」と並んで有名な曲。ゆったりとした旋律の途中に駆けあがるような技法など、自由な表現が使用されている。 #10 エリック・サティ作曲 ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい) 元々は歌曲集「ワルツと喫茶店の音楽」のうちの1曲であるが、現在ではサティ自身によるピアノ独奏版で良く知られている。題名は日本語では「あなたが欲しい」「あなたが大好き」など様々に訳されているが、原題のまま「ジュ・トゥ・ヴ」と呼ばれることが多い。CM曲やゲーム音楽に使用されるなど、サティ作品の中でも良く親しまれているものの一つ。 #11 モーリス・ラヴェル作曲 亡き王女のためのパヴァーヌ ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲。1910年には自身がオーケストラ版を編曲している。この題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく「昔の王女が踊ったようなパヴァーヌ」だとラベル本人が語っている。ちなみに「パヴァーヌ」とはスペインに起源をもつ、ゆったりした宮廷舞踊の1つ。ゆったりしたリズムの中に抒情的でエキゾチックな旋律が流れる。
…もっと見る
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし