Jersey Clubの上流Baltimore Clubを少しホリホリ(ง˘ω˘)วホリホリ
Baltimore Clubは、Jersey Clubのルーツ
70年代末のガラージュにルーツを持ち、
ヒップホップと(小刻みでスタッカートを使用した)
ハウスミュージックを融合、
Miami Bass(マイアミ・ベース)、
Chicago House(シカゴ・ハウス)、
Hip-House(ヒップ・ハウス)、
UK Rave(UKレイヴ)
などを織り交ぜた楽曲群を指す
だいたい、流れはこんな感じ
Chicago House
Hip-House
UK Rave
↓
Maiam Bass▶︎Baltimore Club▶︎Jersey Club
↓
Atlanta Bass
#1 ビーモアのベースとなったクラシック・ファンク
ヒップホップの創始者 Kool Herc(クール・ハーク)の時代から定番ブレイクビートとして使われてきた、
James Brown(ジェームス・ブラウン)とそのバックバンド The J.B.’s(ジェイビーズ)による有名曲「Think」。
Lyn Collins – Think (About It) [1972]米 Soul / Funk (1:22~の箇所)
#2 ボルチモアクラブ・アンセム Dance My Pain Away
ボルチモアクラブのゴッドファーザー Rod Lee(ロッド・リー)が制作したビーモア最大のヒット。
ボルチモアを舞台としたHBOの犯罪ドラマ「The Wire」サウンドトラックにも収録。
ちょうどLyn Collinsの「Think」とTAPPの「Dikkontrol」がミックスされた、ジャージークラブのテンプレート的なビートです。
Rod Lee – Dance My Pain Away [2005]米Baltimore Baltimore Club
#3,4 ビーモアの代表曲
Nairobi – Funky Soul Makossa (Rap) [1982]スウェーデン Electro Funk / Hip Hop
Karen Young – Hot for you [1983]米Philadelphia Electro Funk / Disco / Soul
#5,6 リン・コリンズ「Think」ブレイクを使用したビーモア代表曲x2
Rob Base & DJ EZ Rock – It Takes Two [1988]米NY Hip Hop / Hip House
Fast Eddie – Yo Yo Get Funky [1988]米Chicago Chicago House / Hip House
#7 N.W.A(エヌ・ダブリュ・エー)在籍時のDr. Dre(ドクター・ドレー)とEazy-E(イージー・イー)がプロデュースした西海岸のヒット曲ですが、実質的にマイアミベース/アトランタベースと同じ系譜です。
J.J. Fad – Supersonic [1988]米California Hip Hop / Bass Music
#8 リン・コリンズ「Think」のヒップハウス・カバー!
The 2 Live Crew – C’mon Babe [1989]米Miami Hip Hop / Miami Bass
👇Jersey club: ニューアークから世界へ
http://www.yogaku-databank.net/bmore/
ボルチモア・クラブ(略称:ビーモア)とは、1980年代後半に米国のメリーランド州ボルチモアで誕生したBass Music(ベースミュージック)であり、ブレイクビートの1ジャンルです。
70年代末のガラージュにルーツを持ち、ヒップホップと(小刻みでスタッカートを使用した)ハウスミュージックを融合、
Miami Bass(マイアミ・ベース)、Chicago House(シカゴ・ハウス)、Hip-House(ヒップ・ハウス)、UK Rave(UKレイヴ)などを織り交ぜた楽曲群を指し、
2 Live Crew(ツー・ライヴ・クルー)の Luther Campbellや、Frank Ski、Miss Tony、Scottie B.、DJ Spenらがパイオニアであるとされています。
ボルチモア・クラブそのものは、約30年間にわたって複数のジャンル/複数のリズムパターンを広範囲に(ボルチモア産の楽曲も含めて)カバーしながら、
ビート感~フィールの近い楽曲を集めた 選曲群 もしくは 音楽ブーム に過ぎず、
その中で誕生した特定のビートが、2000年代以降に流行したJersey Club(ジャージー・クラブ)のルーツとなったとして知られています。
(このためボルチモア・クラブでは楽曲フォーマットが統一されていません。)
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