人が死んでるよ。
僕の周りでも死んでる。
あなたの周りでは死んでいないのか?
何人死んだらあなたは気づくのか?
何人死んだら。
何人殺されたらあなたは気づくのか?
何人殺されたら。
いつになったらあなたは気づくのか?
いつになったら。
気づかないあなたは
きっとすでに死んでいるんだろう。
死んでいるあなたは
きっとすでに楽園にお住まいなんだろう。
楽園にお住まいのあなたには
きっと敵の姿が見えないのでしょう。
敵が見えないあなたには
戦うということの意味も分からないのでしょう。
そして戦わないあなたはきっと
戦う人を冷やかに嗤うのでしょう。
あなたのその嗤いを保証してくれる世界は
真実の太陽が昇る瞬間に
ぼろぼろぼろぼろ灰になり 跡形もなく崩れ去る。
その時になってようやく
あなたがお住まいの楽園がただの牢獄であったことにあなた自身が気づくだろう。
─がんじがらめの牢獄であったことに。
真実の楽園は眠ったままで得られるものではなく戦って勝ち取るもの。すでに今はそういう時代の局面にあるのです。
─自由か死かを選ぶのは僕たち自身なのです。
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