『枕草子』著者 清少納言はどんな人だったんだろう…とふと考えます。
この時代、月は常に神聖なる世界であり、月の満ち欠けにより人のココロは惑わされるとも言われていたと聴きます。それくらい何かのチカラが働くくらい、人の心は移り変わり激しい時代だったのでしょうか。
実際、清少納言が生きた時代は今よりも恋愛は自由でしたし、片想いからの行動も大胆でしたからね。電話もなければ、スマホもないし、LINEもない。『文』と呼ばれる1つのツールを使い、まだ見ぬ相手に想いを伝えていたのですから…。それも筆で…フリクションで書き直しなんて以ての外!です。
私たちが学生時代な学ぶ古典文学の大半は『毎日情緒不安定恋愛』ばかり。それを受験勉強で学ぶのですから、これまたイトオカシです。
そういえば月のクレーターは人の角膜次第であらゆる風景や色んな事象として感じられるわけで、それも考えると不思議です。家族や友達、恋人と見ても同じ感覚にならない場合もあるんですよね。
そういう時に同じ感情を月に抱く人とは、本来かなり仲良くなれる可能性があるという事なのでしょうか…。
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