若い人には『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッドの人として認知されてます。
バイプレイヤー……てか主役もバンバンやってたけどね。
86年の59回アカデミー賞助演男優賞( 『ハンナとその姉妹』)
99年の72回アカデミー賞助演男優賞( 『サイダーハウス・ルール』)
と、2回受賞する名優。
しかし、86年は、公開後ラジー賞7部門ノミネートの駄作『ジョーズ4/復讐篇』撮影の為に欠席 😱
( 世間一般では駄作だけどね、俺は嫌いじゃないぜ)
かっけー!
99年の時は、あまりに選ばず多くの映画に出るので、司会のビリー・クリスタルから「授賞式の休憩中にも1本撮るんでしょwww」といじられる始末。
①『10億ドルの頭脳』(67年)……
レン・デイトン原作のハリー・パーマーシリーズの第3弾( 2作目は『パーマーの危機脱出』)。
映画化の肝は原作では一人称で名無しのしがないスパイを、映画制作上の都合でハリー・パーマーと名ずけた事。
だからハリー・パーマーシリーズは原作のシリーズではなく映画のシリーズを指すのです。
物語は細菌兵器を巡り、旧友と闘うことになるパーマー...。
監督は鬼才ケン・ラッセル (『トミー』『恋人たちの曲/悲愴』) のデビュー作!
音楽はサー・リチャード・ロドニー・ベネット(『オリエント急行殺人事件』『レディ・カロライン』)。
観た事無いから是非観たい!
※……と、思ったら このプレイリスト 一番の目玉の『10億ドルの頭脳』が配信停止に ⤵︎⤵︎⤵︎ 😫
やむを得ず、この曲をサンプリングした曲で代用。...また、配信されれば加えますが、替えがきかない曲は 停止しないでね。😠
てか、こんな曲までサンプリングすんのか!😵
恐ろしや……ややこしや~……
と、思ってたら また 復活!
②『国際諜報局』(65年)……
レン・デイトン原作のしがない名無しサラリーマン・スパイ シリーズの映画化第1弾。
冷戦下の東西対立を背景に、原子力の権威の科学者の誘拐事件の謀略に巻き込まれるパーマー...。
製作は007シリーズのハリー・サルツマン、音楽は007シリーズのジョン・バリー。
007の影響を色濃く受けながら、
キャラクターは真逆で、
愛国心は無く、趣味は読者、音楽、料理と 家事えもん か速水もこみちか...。
マイケル・ケインが主人公を黒眼鏡の人物にしたのは、メガネを取ればパーマーのイメージを払拭出来ると考えたからとの事。
③『アルフィー』(66年)……
テナーサックスのソニー・ロリンズが音楽担当、主題歌はバート・バカラックでボーカルはシェール。
ヴァネッサ・ウィリアムズのバージョンは日本のドラマ『協奏曲 ( 96年TBSドラマ )』に使われました。
④『鷲は舞いおりた』(76年)……
ジャック・ヒギンズ原作の イギリスのチャーチル首相の拉致という任務を負った、
ナチス・ドイツの落下傘部隊の任務遂行の顛末を描く、実在した作戦を基にした傑作冒険小説の映画化。
トリオ・ザ・パンチの冒険小説評論家 故内藤陳さんイチオシの小説だ。
⑤『ハンナとその姉妹』(86年)……
ウディ・アレン監督作品。三人姉妹の複雑に絡み合う恋模様。
ウディ・アレンの作品は、登場人物の人間関係のクセが凄い!
製作費は低予算の640万$、で興収4008万$!優秀じゃん!
こりゃオライオン・ピクチャーズがお抱えにして、ファイナル・カット権与えるわ。
「ウディ・アレンが好き❤」なんて言うと、賢く見えるもんなぁ~
⑥『海底二万里 ディープ・シー20000』(97年・TVムービー)……
ジュール・ヴェルヌ原作。
このテレビ版では、実際にあった出来事をヴェルヌに聞かせる構造。
ネモ船長はもろちんマイコー・ケイン。音楽は『X-FILES』のマーク・スノウ。
⑦『第四の核』(86年)……
フレデリック・フォーサイス原作、本人による脚本で映画化。
NATOと米国の分断を図る「オーロラ計画」の実行の為、
ソビエトより秘密工作員(ピアース・ブロスナン)がイギリスにやって来る。
密かに持ち込まれた小型核を組み立てる為に。
異変に気づいた英国諜報員のプレストン(マイコー・ケイン)が阻止に動き出す。
後に007となるピアース・ブロスナンが、任務遂行の為には、クールに人も殺すスパイに。
日本未公開だが、私は好きな映画。
⑧『殺しのドレス』(80年)……
ブライアン・デ・パルマ監督の傑作スラッシャー・ミステリー。
長回し、スプリットスクリーン等、映像テクニックの見本市。
マイケル・ケインは、物語の鍵を握る精神科医で出てます。
深町純編曲、ボーカルはテレサ・マックスウェルの日本版イメージソングがまた聴きたい。
『ミッドナイト・クロス』のイメージソング『愛はルミネ』もね。
プロレスラー スタン・ハンセンも、日本遠征時の空き時間に観たって、当時のプロレス雑誌に書いてありました(笑)
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