AWA
このページをシェア

関連プレイリスト

説明文

ファンクは1960年代(1964年ごろ)にジェームス・ブラウンおよび彼のバンド(後のJBズ)のメンバーが中心になって、その原型が形成されたものである。その後、ベーシストブーツィー・コリンズが、ジョージ・クリントンによりPファンクにスカウトされ、Pファンク黄金時代を築き上げた(Pファンクにて詳細)。一方、1970年代初頭サンフランシスコから、白人・黒人混成バンドスライ&ザ・ファミリー・ストーンが登場し、彼らのロック的要素を取り入れたファンクが白人にも受け入れられるようになった。またこうした過去の曲が現在でも多数サンプリングされ、世界中のアーティスト達のリスペクトを受けている。そして、ブラック・ミュージック、ソウル/R&Bを土台にし、アフリカ音楽やジャズ的要素を取り入れ発展していった。 その他の70年代、80年代ファンクの代表的アーティストとしては、ブーツィー・コリンズ(Pファンク一派にも属する)、ブーツィによりプロデュースされたザップ(ロジャー・トラウトマン)、クール・アンド・ザ・ギャング、オハイオ・プレイヤーズ、グラハム・セントラル・ステーション、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、スレイブ、レイクサイドなどが挙げられる。 しかし、やがてファンクは他ジャンルと交わり洗練され過ぎてしまう。クインシー・ジョーンズがプロデュースを手掛けたマイケル・ジャクソンをはじめとして、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの79年作「黙示録」、プリンスの「1999」などがそれに該当する。しかし今日の音楽の世界では、直接・間接にファンクのエッセンスを取り入れているミュージシャンも、かなり存在する。アシッド・ジャズやロックのジャンルに含まれるミュージシャンがファンクのリズムを取り入れたり、ヒップホップアーティストがファンクのフレーズをサンプリングしたりするなど、現在においてもその影響はいたるところに見うけられる。
…もっと見る
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし