さよならの手紙

もうここにも居ないのかもしれないけど これが本当に最後の手紙。 星が流れる日に 君と出逢い 今日の日まで 本当にありがとう 最後もやっぱりどこかで 繋がっていたいという思いと 繋がれないという現実の中で 二人らしい感じだったね 分かってるよ。 君は、うまくいかないから じゃあ、こっち。 こっちがうまくいかないから あっち。 そんな事を出来ない人だってね。 でもあの場所に来てた 君の気持ちを色々考えてしまって 少しでも支えられたらなんて思って 自分の気持ちを伝えてしまったね 本当にごめんね でももう 君の中で決意したんだと 分かった時 どこかで安心した 自分がいた やっと君に真っ直ぐに 向き合う事が出来て 安心できる日々が 来てると思ったら 本当に良かった。 って思うよ。 君が過去に傷ついた事を 俺に少し話した時 自分の事を話さない君は きっとその何倍も何十倍も 傷つき、泣いた事が伝わって 絶対に君を幸せにしたいと思った。 その想いは今でも変わらない だけど今、その気持ちは もう伝えてはいけない これを最後に これからは 自分の胸の中にしまって 君の幸せを願うよ 君が心から笑顔でいれますように 君が優しさに包まれていますように 君が落ち着ける場所にいますように 君が心から幸せと思えていますように もう二度と暴力や裏切りや 悲しみの中にいない事を 本当の幸せの中にいる事を あんな出逢いで 会うことも抱きしめる事も 側で見守る事も出来なかったけど ほんの少しでも 俺を想ってくれた事に 感謝してるよ そしてこんなにまで 君を好きになれた事が 何より幸せ たくさんの 笑顔と落ち着きと 幸せをありがとう 最後は引きずったようになって 本当にごめんね 引きずったわけじゃなく 君の幸せだけを願いたかったんだ でもそれは 言葉にしちゃいけなかったね 本当にごめん。 これからは 向き合える今を大切にして 自分を見失わずに 幸せになってね。 ありがとう。 そして さよなら。