『〇〇〇のうた -8組の音楽家による8の解釈について-』シリーズ第2弾!
配信サービスって、「これ 無いんかぁ~⤵」
って思ってしまいがち😩
だからこそ贈る
無いのなら、カバーで作れ ホトトギス!
ジャニス・イアン、カバー曲の特集です!
①『冬の部屋』(75年)……7枚目のアルバム『愛の回想録』より
私が持っているシングル・レコードがこれ。
B面は『我が心のジェシー』
大好きな曲💕
②『ウィル・ユー・ダンス』(77年)……9枚目のアルバム『奇跡の街』より
1977年のアルバム『奇跡の街』に収録されたシングル曲「Will You Dance?」は
TBSドラマ『岸辺のアルバム』の主題歌に使われました。
倦怠期を迎えた夫婦の危機と
子供たちが大人になる過程での苦悩、
そして遂に起こる家庭崩壊を描いた『岸辺のアルバム』は、
1977年6月24日から9月30日まで放送されたTBS系のテレビドラマ。
原作・脚本は山田太一。
第15回ギャラクシー賞
ギャラクシー賞30周年記念賞受賞作品。
アルバム『奇跡の街』は日本だけで100万枚を超えるセールスを記録しました。
1978年には来日し、日本独自企画で2枚組ライブアルバムが作られました。
当時の人気っぷりが、わかりますね😄
原題には、タイトルに?が付くのですが、日本のタイトルには ?は付きません。
尋ねては無いんですね😌
③『我が心のジェシー』(74年)……6枚目のアルバム『スターズ~(ジャニスの私小説)』より
もとは、1971年に書き上げたものを ロバータ・フラックに提供し
1973年10月、全米チャートで 30位になりました。
「ジェシー」は、ジャニスが1964年に、あるベトナムの退役軍人の哀歌として書き始めた曲で、
完成までに7年もの歳月がかかったものだそうです。
④『17歳の頃』(74年)……7枚目のアルバム『愛の回想録』より
1975年9月13日から9月20日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続で3位を記録し、
ビルボードのイージーリスニング・チャートとキャッシュボックスで1も位を記録しました。
また、1975年の年間チャートにおいても19位。
この曲で、第18回グラミー賞(1976年2月開催)で最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
ジャニス・イアンの代表曲ですね。
⑤『ラブ・イズ・ブラインド 恋は盲目』(76年)……8枚目のアルバム『愛の余韻』より
坂口良子 主演、市川森一 脚本の1976年TBSドラマ『グッドバイ・ママ』の主題歌。
日本のみの大ヒット曲で、オリコン・チャートで半年くらい1位を続けていたとの事。
年配者には、お馴染みの曲。
⑥『スターズ』(74年)……6枚目のアルバム『スターズ~(ジャニスの私小説)』より
「スターズ(Stars)」という曲は、1971年のある日、
ドン・マクリーンの「ヴィンセント」という曲を始めて聴いたジャニスが、その夜のうちに一晩で書き上げたと言います。
引退状態だったジャニスの復帰作ですね。
本プレイリストに、フランソワーズ・アルディ版とニーナ・シモン版と
どっちにしようか迷ったのですが、ニーナ・シモン版を😅
フランソワーズ・アルディ版も良いですよ!
⑦『酔いに身をまかせて』(76年)……8枚目のアルバム『愛の余韻』より
日本では、『踊りたいのに I WOULD LIKE TO DANCE』のB面でリリースされました。
このエスター・フィリップスのカバー曲は、1976年のアルバム『キャプリコーン・プリンセス』に収録。
イギリスのギタリスト、アラン・ホールズワースが参加してます。
⑧『パーティーが終わったら』(75年)……7枚目のアルバム『愛の回想録』より
"When the Party's Over" は、CX系ドラマ「あの日に帰りたい」劇中歌になり、1993年に8㎝CD化。
同年4月28日発売の水越恵子による日本語カヴァー盤『あの日に帰りたい ―When the Party's Over―』
としてリリースされました。
日本のドラマの主題歌にも、複数回起用されたジャニス・イアンは、日本人の《心の琴線に触れる》愛されたアーティストなんですね。
《ジャニス・イアン》
1967年、「ソサエティーズ・チャイルド」 でデビュー。
人種差別批判を歌った衝撃的な内容とともに、未だ10代の天才少女として騒がれます。
しかしその後は、数枚のアルバムを発表後、半ば引退状態に……
その後、カメラマンと結婚するも離婚……
事態が好転したのは1972年、ロバータ・フラックにより「ジェシー」が取り上げられたことから再び脚光を浴び、
1974年にコロンビアレーベルよりアルバム『スターズ』で復帰。
翌1975年にシングル「17才の頃」が全米キャッシュボックス誌でNo.1になります。
アルバム『愛の回想録』も全米No.1になり世界的にヒット。
グラミー賞も獲得し、時の人になる。
とりわけ日本とヨーロッパでは絶大な人気を誇り、
1976年のアルバム『愛の余韻』はシングル「恋は盲目」が、
TBSドラマ『グッドバイ・ママ』に使われて大ヒットしたこともあって、日本の洋楽アルバムチャートで半年間に渡って首位を記録した。
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