「プリマドンナの声帯 ―音楽裏方医者のカルテから ~米山文明 (医学博士)」より抜粋。
「特に印象に残ったのは、彼の声帯の構造であった。
彼の全身から受ける雰囲気、女性的ともいえるソフトな物腰・態度と華奢でスマートな体型と、
彼の声帯から受ける感じとがまったく同じだったことである。
この種の歌手の声から想像していた声帯粘膜表面のざらつきは無く、
滑らかで形も細長く華奢な感じで、やや長めではあるが女性的ともいえる声帯であった。
後日うわさに聞くと、彼は体の何ヶ所かを形成しているということであったが、まさか声帯まで形成する ことは不可能である。
しかし彼を診察した後、何ともいえない不可思議な異様の後味が私の脳裏に残った。」
これは87年BADツアー来日時に、マイケルの喉を診察した日本人医師の言葉です。
とにかく、結論から言うと万人の声帯の構造とは異種なものだったという事ではないでしょうか。
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