3.11をきっかけに作られた音楽。
"PRAY" - GReeeeN
当時福島で被災した彼らはこの曲についてこう語っている。
「現段階においては歌詞を付ける必要はない。頭ではなく、感じとってもらいたい」
リーダーのHIDEによっていわき市小名浜で弾き語りされた。
"ひかり" - ASIAN KUNG-FU GENERATION
3.11に受けたインスピレーションを
「東京の街で途方に暮れた日々を せめて僕は覚えていよう」
とストレートにつづった曲。
"years" - サカナクション
SNSを通じて人々が抱える震災直後の「不安」を描写し、2011年の時代を切り取った曲。
"東京" - paionia
福島で生まれ育った高橋勇成(Vo, Gt)が、当時の東京で感じとった衝撃や葛藤を表した曲。
「この歌詞は、いわば高橋勇成による3.11以降の手記なのだと思う。したがって対象などは不明瞭で、誰かに向けられたものではなく、何かを声高に叫ぶこともしない。福島に故郷を持つ人間のつづる、ごく個人的な内容が続く」
セルフライナーノーツより抜粋。
"3.11。" - ハジ→
仙台出身の彼が、震災で学んだ「あの日を忘れず生きてゆくこと。」を歌った曲。
「人々がさまざまな想いを抱いている中、「あの日を忘れずに生きてゆこう」と歌うことには覚悟が必要だった。」と語っている。
"白昼夢" - UVERworld
ボーカルTAKUYA∞が、震災直後無意識に流していた曲が、悲しい出来事を忘れさせるような曲ではなく、立ち向かうための曲であったことから作られた。
"Yell 3.11" - LGYankees & Noa & LGMonkees(山猿) & Shana & SO-TA & PURPLE REVEL & GIO & ITACHI
仙台にいた彼らが、震災から2週間後に「悲しくならず、前向きな歌詞」をルールに作り始めた曲。最終的に最も印象に残ったという「助け合う東北人の優しい心」を歌詞にした。
"Be the light" - ONE OK ROCK
震災の2日後にオフィシャルブログで「力になれることを見つけて実行していきます」と語り、2年後に「世界中で起きている悲しい出来事に向けた曲」としてリリースされた。
それを裏付けるように歌詞の中には波という言葉も使われている。
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