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説明文
好きなことを言ってみよう。叫ぶんじゃなくて、隣の人に地味に伝わる声量で、連呼する。隣の人も好きな言葉を言おう、何だっていい。3文字くらいで、「○んこ」とかでもいい(この3文字は何でも入り、無敵)。混んだ電車とかは理想的、とくに人身事故とかで電車止まってるときに始める。最初はサクラとか必要かな。みんなシャイだもんね。そうして、その場で口から口へ内容は伝わらず、言葉のリズムがバリ島のケチャみたいに共振してゆく。車輌から車輌へ。運転手にも伝わる。でも、電車が動き出すと止まる。だけど共振している間は不安も恐怖もない。田んぼのカエルを想像して。あれってカエルのお祭りでしょう。単調なリズムを繰り返すとみんなにグルーヴか伝わる。あれとおなじ。お願いやって。じゃあ、じゃんけんで負けた順番でやろう。まさかチキン？じゃないよね？
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