駅の人ごみ 揉まれて歩いた あの日 右も左も よくわからないままの はじめての街 行きたい場所へ 行ける道も うまく見つけられずに 見上げれば どこか懐かしい 月がただ浮かんでて 負けないで がんばれと 励まされた気がしたんだ 誰だって一度 通らなきゃならない改札口 折れそうな心ほど きっとまだ強くなれる かならずきっと 思ってたより きついこともたぶん あるね さみしいくせに 大丈夫だとメールは 嘘もつくんだ 話し相手も いない夜が どれだけ続くんだろう 気がつけば いつもよく着てる 母さんがくれたセーター 泣かないで がんばれと 抱きしめててくれるんだ 誰だってひとり 通らなきゃならない改札口 つらくてもいつだって 見ててくれる人がいる かならずきっと 見上げれば どこか懐かしい 月がただ浮かんでて 負けないで がんばれと 励まされた気がしたんだ 誰だって一度 通らなきゃならない改札口 折れそうな心ほど きっとまだ強くなれる かならずきっと きっと