Track bydowny
青年いっそう 表情無くし 腕を組んで 前進セリ 無声の夜と 炭酸呑んで洗い流す (ギラリキラ光る所存) 暗い都心で 映像投射 うろんな物が 膨らんでいるんで 半欠けの三日月を蹴ると とかげが喋った。 指を打ちだした。 「群青の昭和ジャズ!」 健忘症の猫も笑う 緩んだ口角が隠せない 風を聴くまでもない あの夏が狂った───。