唇に微かな傷 噛み潰す 昨日はごめん 書いて消した 剥いだタオルケット 貰った花はすぐに枯れた 遠く向こうで祭りの音 胸だけが騒ぐ Misty 窓は開けたままさ もぎ取った果実に染み込んだ 夏の匂いは二人の秘密 夕方の光が差す いよいよもう終わりか 確かめなくちゃ Misty 時間ばかりが経ち 君の気持ちなんて 気にしてなかったね そんなつもりは無かったけど 唇に微かな傷 腫れ上がる 痛みが引く頃にはいつも通りさ お腹が空いた 新しくできた近くの ベーカリーへ行こう まだ残っているかな Misty 君の世界には 結局最後まで行けなかったな 砂のようだった日々のこと Misty 窓は開けたままさ もぎ取った果実に詰め込んだ 夏の匂いは二人のもの