鷹梁ミナト「ここがプリズムスタァ 養成スクールの名門、 エーデルローズ。 この校舎は元々修道院で、 100年も前に建てられた」 一条シン「へぇー」 鷹梁ミナト「いい雰囲気だろう?」 一条シン「はい」 鷹梁ミナト「創立者の法月皇さんは 1年ほど前に…あっ。 跡を継いだのは、氷室主催。 かつて氷上のプリンスと言われた 大スタァ。 生徒思いで信頼も厚い。 しかし、前の主催、法月仁が、 ほとんどの生徒を シュワルツローズに引き抜き、 今はすっかり寂れている」 氷室聖「みんなには言えないが、 シュワルツローズの策略で 今は借金が130億円もある」 鷹梁ミナト「あはは…。 残っているメンバーは、 オバレを含めてたったの9人」 一条シン「ええ⁉︎」 鷹梁ミナト「でも、 とっても個性派揃い。 香賀美タイガは、ストリート系。 愛想は悪いが、 根はとってもいい奴」 香賀美タイガ「うぜーよ!」 鷹梁ミナト「学校は嫌いだけど、 お祭りは大好き」 香賀美タイガ「悪いか」 鷹梁ミナト「ご飯の時間になると 帰ってくる」 香賀美タイガ「飯、まだ?」 鷹梁ミナト「十王院一男は、 総資産200兆円、 十王院財閥の御曹司。 株式会社十王院ホールディングスの 専務取締役だ」 一条シン「へえー!」 十王院カケル「カケル、 俺の名前はカーケール! 一男なんてダサい名前は 捨てちまったの」 鷹梁ミナト「法月前主催に 引き抜かれて、シュワルツローズに 移籍したって聞いたけど?」 十王院カケル「大人は、 いろいろ事情があるのですー」 今日からここは 君のホーム エーデルローズ 僕らは家族 エーデルローズ 鷹梁ミナト「僕は鷹梁ミナト、 エーデルローズの料理番。 コウジさんからレシピを受け継ぎ、 みーんなのお腹を満たすのが、 僕の幸せ。 苦手な食べ物は、なーんだい? 苦手なものを 好きに変えていくのが、 僕の生き甲斐なのさ。 涼野ユウは、 生まれながらの天才アーティスト」 涼野ユウ「まあ、それ程だなー!」 鷹梁ミナト「父は、 伝説のロックバンド、 ラッキースターのギタリスト、 涼野弦。 姉は、 超人気プリズムスタァユニット、 ハッピーレイン♪の涼野いと! 音楽一家のサラブレッドだ」 涼野ユウ「俺はゼウス、 全知全能のゼウスだー!」 一条シン「わぁー!」 鷹梁ミナト「あれ、 他のメンバーは、 どこに行ったんだろう?」 一条シン「そういえば、 さっきの女の子。 あっ、いい匂いの綺麗なお姉様と、 年下の可愛い女の子がいるなんて、 ウフフ! とってもハッピーな寮生活ー!」 ハッピーな寮生活 楽しい日々が始まるよ! ハッピーな寮生活 楽しく過ごそう~! みんなよろしくね~!