真冬のものがたり 俯いたままふたり 冷え切った指先 繋ぎたいのに そこは 真っ白な天使が舞い降りてきた 街に魔法がかかった 出会った頃のようにふたりが 無邪気な姿で笑ってた 煌めく静寂 銀色の道を行く 急ぐ人の波に 離れないように 繋ぐ 真っ白な天使が舞い踊ってた 肩でそっと囁いた 子供のころのようにふたりが 無邪気な姿で まっすぐな瞳が輝いてた 冬の魔法にかかった もう一度恋に落ちたふたりが、ほら 真っ白な天使が舞い降りてきた 街に魔法がかかった 出会った頃のようにふたりが 無邪気な姿で笑ってた