雨でよかったな 外の景色は見えないほどで 嫌いなところ 探しても もっと愛しく思えて 窓を閉めた 「会えない訳じゃないよ」「時々、 連絡するよ」 って君は言うけど そんなの嬉しくないよ 雨がやんだら君は どこかの誰かのもとへ 掴む手もほどかれて「ごめん」の言 葉 これ以上君に嫌われたくないのに どうしてだろ 涙はやまないよ 君と出会えた この場所で 『好き』と伝えた ありのままで もう何百年も一緒にいた気がするの に もう二度と戻ることない過去になる んだよ お願い どうか どうか 雨を降り続かせて 傘がなくてよかったな 側に居られたらそれだけでいい だけど君を呼ぶ声は かき消されてしまって 何も届かない 「友達として会ってね」 「恋愛相談もしてね」 強がって言うけど そんなの本音じゃないよ 雨がやんだら君は どこかの誰かのもとへ 約束も果たせずに 終わるのかな これ以上君に嫌われたくないのに 言いたくない 言葉はやまないよ 君の聞いてるあの歌も 初デートのこの写真も 眠るまで続くふたりの電話(※LINE) も もう二度と戻ることない過去になる んだよ お願い どうか どうか 雨を降り続かせて あたしだけにくれた右手のキスも 明日からはもうだれかのものなんて 信じたくないのに 雲は消えてく 雨がやんだら君は どこかの誰かのもとへ 掴む手もほどかれて 『ごめん』の言葉 これ以上君に嫌われたくないのに どうしてだろ 涙はやまないよ 君と出会えた あの場所で 『好き』と伝えた あの時のままで もう何百年も一緒にいた気がするの に もう二度と戻ることない過去になる んだよ お願い どうか どうか 雨を降り続かせて