「ちょっと待った」 をかけたときから世界線は狂って 出会っちゃいけないはずだった 君との破滅までの話 迂闊だった 僕らあまりにも 似たもの同士でして 出会っちゃいけないなんて 思うはずもなかった黒い夏の始まり 「ちょっと変だ」 と思い始めたときにはもう遅くて 捕らえたように見えた その縄が僕の首にかかっていた 迂闊だった 君があまりにも不憫で 仕方なくて 出会っちゃいけない なんて思うはずもなく手を伸ばした ダイレクトメッセージ 口実作って君を隠した僕の部屋 託されたメッセージは 後日になっても死角に立って いつまでもこのまま 呼んでる電話を飛び超えて 会いに行かなきゃ いつまで経っても変われないのは いつまでだってこうしてたいから ドッペルゲンガーなんてそんな 甘いものじゃないよ 離れちゃダメだ 僕は君だ ちょっとまった あれもこれも そう全ては僕のせいだって 指をさした大人たちこそが 正義だった世界で 僕は決めた 君があまりにも不憫で 仕方ないから 出会っちゃいけない なんて分かってた上で愛した 世界なんて知らない 2人は1つだなんてくだらないな 誰も僕らに気づいてくれないな 誰もなにもわかってくれないな 誰でもいいよ助けてくれないか 飛んでる電波のその向こうへ 届けにいかなきゃ いつまでだって僕を 待ってる痛みも恐怖も全部感じる ドッペルゲンガーなんて そんな甘いものじゃないよ 離れちゃダメだ 僕は君だ 僕は君だ