海中トンネル

歌詞

遠くの船を眺めた 岸辺の影が揺れていた 寄せては返す 波に触れたままのあなたを 待っている 明日の天気の話に気取られちまって まぶしい夏の風景に溶け 込めやしない さびれやつれた 放課後に心躍らせるのさ しまわれたはずの思い出が溶け 出してしまった 何年経っても言えぬことがあった 何年も前から喉につかえていた 簡単な言葉を繰り返しても 目を閉じると僕は透明になるよ ベランダの靴を揃えた 日向の園で呆けた 流れる雲が巡り 巡ったままの名前をよんでいる 明日のテレビの話に 気取られちまって 平凡だったこの街はすぐ生まれ 変わって 素晴らしい風、素晴らしい時、 素晴らしき海原へ 閉ざされた二人の楽園に連れ 出してしまった だから 何年経っても言えぬことがあった ずっと前から胸に留めていた 同じ言葉を繰り返しても目を 閉じると僕は透明になるよ 何年経っても言えぬことがあった 何年も前から喉につかえていた 簡単な言葉を繰り返しても 目を閉じると僕は透明になるよ 何年経っても言えぬことがあって ずっと前から胸に留めていた 同じ言葉を繰り返しても目を 閉じると時が巻き戻るよ