痛みは遠い国の ふざけた価値観を巻き戻すのさ 柔らかいノイズが身体を刺す 浅い午後 触れた首の温度を思い出してる 手を取り合って 進まない明日へ 声が枯れるまで 夢ならば覚めないでいて 革命の夜でさえ あなたは日常を愛と言う 日々の行く先々まで 指で閉じた三角の向こう側で 青い鳥が真っ黒に染まる 映画みたいだ 不確かだったノードが身体を 満たしていく 怖いんだ手を離さないで いつか見たある絶望と 見つからぬある種の希望 振り向かないで 今をそっと剥ぎ取ってよ 落ちた針とその指先に 愛を見るまで。 手を取り合って 救えない明日へ 声が果てるまで 「さよなら」は言わないでいて 革命の夜を越え あなたは「生きたい」と 愛という意味の行く先々まで。