海に見えた水面は 夏も終わりの水溜り 行方知れずの十四頁 短針の無い時計が 刻む無限の螺旋を ただ闇雲に下り降りてく この先の僕らは 無軌道にはしゃぐのも 少し煩い音を出すのにも怯えて そうやって 街に溶け込んでいくはずなのも とうに分かってる 何者にもなれない 無数の屍の声がここに届いてる 突き刺す(悪い意味でだよ…) 分かってる 良くない事だと踠いて それでも生きて浮き彫りになる 現実すら全てに目を背けた夜に 海に見えた水面は 夏も終わりの水溜り 行方知れずの十四頁 短針の無い時計が 急かす無限の螺旋で ただ無闇に読み返す付箋 この先の僕らは 無軌道にはしゃぐのも 少し煩い音を出すのにも怯えて そうやって 街に溶け込んでいくはずなのも とうに分かってる 何者にもなれない 無数の屍の声がここに届いてる 突き刺す(悪い意味でだよ…) 分かってる 良くない事だと踠いて それでも生きて浮き彫りになる現実 そんなだよ、僕らは降る 弱い風(と)強い夜(が) 砂のピクセルに委ねた僕の影 浮符譜赴不 事切れて全てに別れを告げたら 浮符譜赴不 事切れて全てに別れを告げたなら 事切れて全てに別れを告げたなら 事切れて全てに別れを告げ そうやって 街に溶け込んでいくはずなのも とうに分かってる 何者にもなれない 無数の屍の声がここに届いてる そうやって 籠に逃げ込んで失うのは 何かも分かってる 何者にもなれない 無数の屍の声がここに響いても… そう遠くまで、もっと奥まで 飛ばすはずの僕らを 縛り付けている隠さずに居る 其れは誰? 誰そ彼時 遠い記憶の彼方 事切れて全てに別れを告げたら