屋根に雪をのせた スキー帰りのバスを フロントガラス越しに見送る あなたとよく寄った 朝焼けのドライヴ・イン 今は友だちと白いため息見てるよ あなたが横にいなくなってから 初めてむかえたシーズン 遠くけむる山ふりかえれば 涙がこぼれそうなの あなたが忘れた カセットをかけながら 失恋話あの娘に聞いてもらうよ あの頃まさか私が免許を 取るとは思わなかった 助手席から抱きついて あなたあわてさせたのに あなたが忘れた カセットは今も せつないプレイをくり返すよ 渡せるはずのないおみやげを あなたに選んできたの 遠い景色とうらはらに なぜかあなたに近く感じる あなたが忘れた カセット終わったら 渋滞の列へもどっていく 今もあなたが好きなの Yes, I love you.