君が忘れていった 長い髪を止めるピンと 僕が言い忘れてた 「離れたくない」 を一緒に捨てようと思う 確か君はすぐ拗ねてて それに僕は謝っていて あと何が嫌なんだっけか 可笑しいな前はすんなり言えたのに 笑うと目が垂れるのを 何故か綺麗に覚えていた それだけで全部許せてた まだ少し期待していた 誰かの彼女になっても 僕を忘れないで 知らぬ間に比べては 平気なふりしながら後悔してよ 誰かの彼女が終わったら 僕を思い出して 「あの時が一番幸せだった」って ここに戻ってきて 「私よりあなたには いい人がいるよ」なんて 笑わせてくれたんだろ? 君は冗談言うのが得意だから 君を悪者にしちゃえば 楽になれるって思ったんだ いい人がいるのは僕じゃなくて 君のほうだね 本当はわかってるんだよ 君が戻らないことも でもね 部屋を出る時 夜眠る時 そのどれもにまだ君がいて 笑ってるんだよ そこで名前呼ぶんだよ ねぇ 何か見る度 何か聴く度 まだまだ離れなくて 誰かの彼女になったら 君は僕の全部 少しずつ ひとつずつ 君さえ 気付かぬうち消してくんだろう 誰かの彼女になっても 僕を忘れないで 知らぬ間に比べては 平気なふりしながら後悔してよ 誰かの彼女が終わったら 僕を思い出して 「あの時が一番幸せだった」って ここに戻ってきて