憂鬱な愛 窓越しのクラクション 呼吸をひとつ 真夜中に抜け出して 週末のライト 終わらない回想 余裕なんてない 決めつけたりしないで 見つめるたび 触れ合うたび 自分を嫌いになっていく 可愛げのない前髪を 夜風にそっと靡かせる どこに行ったって 私のままでいいんだって 素直に思えるくらいなら 今頃夢の中でしょう だけどこうやって歩くのも 悪くないなって あなたが眠った後の街で 退屈でいい 「ありきたり」を頂戴 些細なことで溢れさせたいの ふたりでいて ひとりを知る 自分が自分になっていく なすりつけたい我儘を隠して 今日も笑っている 何があったって 必ずここにいるんだって 月並みな愛の台詞さえ悔しいほど 効いてしまうけど だけどこうやって 帰る場所があるんだって 下向きの日常も抱いて どこに行ったって 私のままでいいんだって 素直に思いたい明日を 今夜も夢に見るんでしょう だからいつだって 回り道でも待っていて ひたむきな毎日に愛を