砂浜にただ寝そべって ずっと海を眺めていた 太陽がバターみたいに 水平線に溶けていった 恋に落ちていく気分だ 君が僕を塗りかえた どこまでも行けるような この感じは たぶん気のせいじゃない もっと近くに感じたい 時間を止めてふたりきり 押し殺してた声が溢れたら もう 僕は君のもの 庭のベンチに腰掛けて 天気雨に打たれていた 雨雲、風にあおられて 地平線に消えていった 眠りから覚めたみたいだ 君が僕を揺り起こした 力が漲るような こんな朝は 今まで迎えたことがない もう二度と離れられない どれもこれもごまかせない 傷跡にいま 涙溢れたら もう 僕は君のもの もっと近くに感じたい 時間をとめてふたりきり 押し殺してた声が溢れたら もう 僕は君のもの 僕は君のもの