風は木枯らし かくれんぼ いつも泣き虫 女の娘 もう逢えないね かくれんぼ 二十歳数えて 日が暮れる 地下鉄までの 坂道ゆらゆら なんだかふたりは 迷子のようだね いいひといっぱい 東京だから ほんとは私は あなたが怖かった ほんとは私は あなたが怖かった 夢はおしまい かくれんぼ 目隠しをして ひとりぼっち 幸せってなに かくれんぼ 涙をひとつ 帰り道 ガラスに映った 素顔に思わず 流行遅れの 髪をたばねた 一緒に住むのも うれしかったけど 連れて歩ける 女でいたかった 連れて歩ける 女でいたかった 街のまんなか かくれんぼ 行き交うひとに 流されて 後ろを見れば かくれんぼ ごめんなさいと 青い月 友達みたいな 母さんの声 なんて言おうか 神様教えて ふられちゃったと 笑ってみようか 終っちゃったと 泣いてみようか 終っちゃったと 泣いてみようか さよならの目に 想い出ばかり あなたは残して 行っちゃったんだね さみしい気持ちは 慣れてるからねと 大嘘つきな お別れだった 大嘘つきな お別れだった 花が咲くなら もういいかい まださ まだだよ 春の風 恋をするなら もういいかい まだだよ まだだよ もういいよ