願いの花を抱き 蒼空(そうくう)を見上げていた まだ青い果実を啄んで ただ刻(とき)を待つように 胸の鳥カゴの中 もてあましていた情熱(おもい) 何故?何故?こんなに求めてる 私を呼ぶのは誰なの―― 無垢な羽を広げて So Just Far Away 穢れなき憧憬が広がる世界へ きっと行ける そう信じて 今 飛び立つ Maiden Innocence 現実と幻想の ハザマにある感情に 触れてしまうことを恐れてた 幼さを脱ぎ捨てて 錆びた扉の鍵は とうに開かれていたの イノチが朽ちてしまう前に 眩しい梢を突き抜け―― 夢見ていた「いつか」が今ならば 傷つく覚悟まとい まだ見ぬ未来へ 強い風 あおられてなお 飛ぶんだ Like a Little Bird 零れて落ちた滴 明日(あす)を育てる糧になる 花はやがて大地に咲き誇る 無垢な羽を広げて So Just Far Away 穢れなき憧憬が広がる世界を 高らかに 鮮やかに 今 羽ばたく Maiden Innocence 蒼穹(そら)の彼方へ