四角い景色 目を閉じすり抜けた 昨日と違う 何かを探して すれ違う人の波音 飲み込まれていく 消えないノイズに 本当の気持ちも隠してしまったの? わたしが好きなわたしになれる そんな魔法があれば… 笑顔で向き合えるように 今日もまた探し続ける 見慣れない道は いつも怖くて おどけるように 笑う 灰色の空 砕けた 居場所を教えて 記憶に寄り添う あれから幾度 涙を数えて 降り積もる景色を追い越して 手に入れた 少しの強さと優しさ まだ見ぬ世界を創るのだろう わたしが好きなわたしになれる そんな魔法があれば… 小さく深い ため息 あこがれた無数の明日 抱えきれない 不安を意識する度に壊しては 感覚も無いこの手で ひたすら描いた 指先が憶えてる わたしが好きなわたしになれる そんな魔法があれば… 笑顔で向き合えるように 今日もまた探し続ける 長い道のり変わらなくても 引き返せないけれど 大切にしたい だから ここに居た証を この足で刻んで