モナムール風を見ました 季節はずれの 嵐の晩に モナムール 一番鳥の声 誰にでも朝は来るのですね モナムール恋をしました 瞳があなたに 似ている人に モナムール わかっています また さよならで終わるでしょう 愛にすれ違うたびに 大人になった私 大地に眠る あなただけが 今も20才のままです モナムール手紙を書きます 忘れな草色のインクで モナムールはじめて結ばれた 五番街の部屋に出しましょう モナムールあなたのママに あの子を忘れてと言われました モナムール教えてください どうすれば忘れられるのか 時はかたちのない生きもの 心のすきまから逃げる いつのまにか あなたよりも ひとつ年をとりました