夜のとばりのその中に この世をはかなんだ女がいました その名はお万、お万の方 お万さんはある時 旅に出ました 苔むした細い道を お万さんは歩きます お万 こけるな お万 こけるな お万さんは森の中を 歩いていました お万さんは木の小枝に 引っかかりました お万 小枝に引っかかる お万 小枝に引っかかる お万さんは奈良の都で 鹿を見ました お万さんはその中の 小鹿に触ってみました お万 小鹿に触わる お万 小鹿に触わる お万さんはさらに 旅を続けます 目の前に大和時代の 古墳が見えました お万 古墳だよ お万 古墳だよ お万さんは旅から帰り 家に着きました しかし柱時計が壊れていました お万 壊れているよ お万 壊れているよ お万さんは漫画を 書くのが好きでした その中で こまわり君が好きでした お万 こまわり書く お万 こまわり書く お万さんの家の庭から 小判が出ました お万さんは盗まれないように 小判の番をしました お万 小判 番する お万 小判 番する お万さんの唄はまだまだ続きますが 今度また もっとつっこんで お話しましょうね。 今度また もっとつっこんで お話しましょうね。 お万 お万 お万