このまま此処を抜け出して 遠く誰も知らない街へ行こう 曖昧な平穏と積もってく灰と 愛想笑いだけが上手くなって 言いたいことも言えないまま あの時 描いた夢なんて今じゃ笑い話 夢なんて 夢なんて 現実を見れないヤツの 戯言なんだって このまま此処を抜け出して いつも本気で考えてた夢の 続きも流した涙の意味さえ 大人になれば分かるんだと 鼻で笑うあいつの背に中指を立てた 老いた心に気付けない大人たちの 目に見えない光を 追っていたいよ 遠く離れたあの街でいつか いつか このまま此処を抜け出して ぼくはまだ終わってないんだよ 勝手に諦められて馬鹿みたいだな 走り出したら戻れない 嫌いだったぼくとはここで さよならだ