夜の通勤電車飛び込んで 知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような 駅のホーム灯り 流れる世界 夜の通勤電車飛び込んで 知らない街へと下るんだ 聞いたことすらないような 駅で降りる次々と減って 乗客はいつの間にいなくなって この車内にはたった僕ひとり どうかこんな僕はどこか 連れ去ってくれよ列車 終点に着いたら次の列車 乗り継ぎさらに北上を 上り方面すれ違う音 僕の晴れない心かき消してくれよ どこまで行けば これは逃避行と呼べるのか 意味のないことを考えていられる 終点に着いたら次の列車 乗り継ぎさらに北上を 線路上の継ぎ目渡る音 イヤホン越しに確かに進んでいると ここまでくれば きっと逃避行と呼べるかも くだらないことを考えて笑う 意味のない時をちょっとください