茜の空に君を呼んだ… 一番最初に誰が ゴールへ辿り着けるか? はしゃいで競い合った夏の日 僕らが目指した場所は いつしか違う明日で 寂しさ 胸の奥に隠して 一人で歩く帰り道 涙をこらえた 「大丈夫だよ」 あの日の君の声が 今も変わらず 響いてる そしてやっと気づいたんだ 「一人じゃないんだ」 遠く離れても 手を伸ばせば どんな時もほら そこにいる ここにいる 何度も季節は巡り 僕らは大人になって いつしか薄れてゆくあの夏 震える小さな背中 どこかで君が泣いてる なぜだろう?急にそんな気がした 見上げれば 茜の空が 静かに滲んだ 「大丈夫だよ」 今度は僕が言うよ 例えば君がくじけそうで 立ち止まってしまっても 「一人じゃないんだ」 時が流れても 忘れないで いつだって僕らは そばにいる いつの日も 色褪せないで 心の奥 描いた かけがえのない僕らの明日 茜の空が照らした 駆け抜けて行こう 未来の向こう側へ どんな季節もこの胸に 輝いてる 『大丈夫だよ』 あの日の僕らの声は ずっと変わらず 響き合って それぞれの明日へと 『一人じゃないんだ』 遠く離れても 手を伸ばせば どんな時もほら そこにいる ここにいる