好きなカクテル、掌に 海に落ちる陽を見てる どんな宝石に負けない 一日の贅沢なの・・・ こない人は来ないものね もし忘れたなら仕方ない 飛び交うカモメを背に あの夏の午後聞いた 永遠 傷つけるような 思いがけない言い訳 いつか子育て、終え 帰りたくて、そう、女 今の主人に匿した あの情事のまた続きへ・・・ 決めた誰か いては他に 身を許してはなぜいけないの 日に日に微熱のまま このテーブルで待った 婚約者に捨てられるほど 愛させたのにあの人 来ない人は来ないままが この物語にはふさわしい 夕なぎ 月日は行き もう それぞれの 今ね 明日また ここで飲むのは 生きる糧かも知れない・・・