両手を広げて流れる日々見守る 天使の宿り木 小枝の想い出 日向の窓辺に集った新緑の風は 繁る青葉に胸躍らせ 誰も見た事がない花咲かそうと さざめいてた 想い通りにいかず 散っては また 芽吹く夢 忘れない 長い永い時間が 過ぎ去っても 両手を広げて巡る季節見守る 天使の宿り木 小枝の想い出 移ろう景色が その目に 繰り返すように 映っていたとしても きっと 枝も根も今日も伸びゆく 尊い未来を育む美しい道のり うなだれて歩く足元 眠るありふれたひと枝 魔法の杖かも ささやかな希望の灯火かもしれない 巡り廻る命を見守る こころの宿り木 重ねる想い出 清けき月の揺りかご 舞う白雪 射す木漏れ陽 巡り 廻る Oh ほら どこかで 願いが… また 芽吹き 夢と散り 冬越えて 何度も しなやかに芽吹く 忘れない 長い永い時間が どれだけ 過ぎ去っても 変わらない ただ あるがまま 繋がってゆく命を 見守り続ける 両手を広げて