雨上がりの にじんだ空見上げ 傘をたたみ 1人でたたずむの 白い息吹きかけ かじかんだ指達を 暖めても 心は寒いね とめどなく あふれてく 涙ぬぐいもせずに 泣けたなら すべてを忘れたい その暖かい 優しい胸 もう 戻れない二度とは 「雪になるね」あなたが言った夜 冷えた頬に くちづけてくれたの コートにもぐりこみ 重なって歩いたね 道行く人 笑っていたよね どこまでも まっすぐに 続く 二人の道を 信じてた 壊れることはない あの温もりと 失くした夢 もう 戻らない二度とは とめどなく あふれてく 涙 ぬぐいもせずに 泣けたなら すべてを忘れたい その暖かい 優しい胸 もう 戻れない二度とは…